香川県で食用アーティチョークを育てる(1)


artichork23年前にローマに行った際、ローマ郊外のエクセルホテルというところで宿泊していたのですが、その際よく赤ワインとアーティチョークを買ってホテルで食していました。アーティチョーク(artichoke)とは『アザミ』というお花の一種ですが、食用のあざみ、アーティチョークはほぼ国内で販売されておらず、そのほとんどが缶・ビンにつめられた小ぶりの輸入物が多いです。(アーティチョークWiki 参照)

ネットで検索すると、個人的に栽培されている方はいるようですね。

以前(3年前)の旅行について

ローマ旅行者向けに以下2つ記事を記載しています。3年前の記事ですので、2014年の今ではもしかしたらイタリアも発展しているのかもしれませんが・・・何かの参考になれば幸いです。

ローマでは生のアーティチョークも売られていたのですが、ホテルで調理できなかったので、興味本位でオリーブオイル漬けを買いました。これが赤ワインとよく合い、おいしかったので、帰国後何の食材か調べ、どうやら『アーティチョークというものらしい』という事がわかりました。 (よくない事なのですが、帰国日は3/12でした、私たちはちょうどイタリアからの空路に乗っており、乗り換えの北京空港で東日本大震災のことを知りました。)

入手先について

初めは、『買い物ついでに、花の苗・種屋さんに寄ればアーティチョークの種くらいあるだろう』と軽く見ていました。しかし、香川県内の種屋さん・ホームセンター等によっても一向に見つけられませんでした。次に直接海外から種を輸入しようかとも思ったのですが『種の輸入は許可が必要』で個人的に勝手に入手はできないことを知りました。(麻薬となる種の輸入対策でしょうか?)

結局は国内に販売している通販で種を購入しました。

苗にする

20140619_082608種の植え頃も春頭くらいです。アーティチョーク自体どうやら発芽率も6割以上と高く、育てやすい花のようです。食べるのは、花の『ガク』といわれる部分を食します。花が小さくとれたてであれば、まだ歯ごたえあるくらいなので花びらも食べれたりします。収穫後、花は時間が経つにつれ徐々に固くなっていきます。なので、収穫後は速やかに湯通しした方がよいそうです。

植える~育てる

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アブラムシよけ、石灰、培養土等の面倒は見ないといけません。アーティチョークは成長すると横2メートル以上にまで成長します。都会の家庭用園芸では作れたとしても本当に小ぶりなものしか作れないと思います。広い畑が必要なのですが、土地と家が余っている田舎の香川でならそれが十分可能です。

アーティチョークは1年では咲きません。

大体2~3年かけて成長し花を咲かせます。一度成長したら数年はそのまま花を咲かせてくれます。また成長したものは株分けもできるようです。

収穫

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今年6月に初収穫し、花びらを取り、ガク部分をオリーブオイルと塩コショウのみで味付けし早速いただきました。町急速に、高齢化が進み、近所の畑が余っているので、今年からアーティチョーク畑を作ろうかと計画しています。

通販サイトでもオープンできたらと思っていますがそれはまた先のお話となりそうです。Webサイト制作業、システム開発、アプリ開発もしていますが、時代は『めざせ!IT農業法人』といったところでしょうか。

アーティチョークについては、継続的に記事アップしていきたいと思いますので、問い合わせは『こちら』まで。


「香川県で食用アーティチョークを育てる(1)」への4件のコメント

  1. […] 前回の『香川県で食用アーティチョークを育てる(1)』の続きです。収穫後の加工について書いていきます。 […]

  2. アーティチョークは販売されてますか?

  3. アーティチョークは販売してますか?

  4. コメントありがとうございます。
    本格販売はまだしておりませんが、個別にお譲りすることは可能ですので
    こちらから(blog.zamuu.net/contacts/)ご連絡くださればと思います。

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