今回は簡単にとっかかれるマイコンボード「arduino」を紹介します。マイコンボードなんて、ソフト開発を主に行ってきていた私には無縁の領域でしたが、先日「日本Androidの会神戸支部1週年記念」と「arduinoおさわり会」に参加してきて、初めて触ってきました。神戸支部は、日本Androidの会の中でも横浜支部に次いで、Androidロボット開発に活発に活動している支部です。実際はロボットだけでなく、ソフト開発スキルも高いです。
以前からAndroid組込み機器を作ってみたいと(少し)思っていたので参考の為の勉強行脚です。
経緯
以下、「日本Androidの会神戸支部1週年記念」「arduinoおさわり会」に参加した経緯です。
最近ADKというAndroid組込み用ボードなるものが出回っているとか、それなら一度どんなものか見てみたいと思っていました。ひょんなきっかけで、神戸支部の方よりイベントのお誘いを頂き、参加してきたわけです。
私の中では
- ADKってなに?
- ADKは組込みだから、AndroidOS焼き込んでAndroid組込み機器作れるんだよね
などと思っていましたが、だいぶ違うようでした。こちらも参加してきて初めてわかりました。
ADKとは
(組込みに詳しい方からすると当説明も正しくないかもしれません)
ADKは、Android端末と連動するボードのようです。Android端末からのセンサー反応や状態をADKといわれるキットのボード側が感知します。マイコンボードですので、その感知した内容によって、LEDを光らせたり、モーター制御したりといったハードよりの制御が可能になるようです。
このようなADKというものを話題にすると、ハードよりの方たちから「Arduino」というキーワードも聞くようになってきました。そこでArduinoなるものを知ることになりました。
Arduino
Arduinoは、組込みボードです。「こちらとAndroidがどうつながるのか?」と疑問でしたが、そこは後で説明します。
Arduinoの概要
ハードよりな回路設計等は、私も専門外なので省きます。(先日「基礎技術力養成研修」にて初めてLED発光制御をしてきたくらいです)
- Arduino事態が機能がそろっている割に安価なので、ロボットや玩具に使用されるケースもあるようです。また、芸術家の方たちが作品制作の中で使用されることもあるとか。
- C言語ライクな記載で回路制御ができます。
- 各PINにさまざまなセンサーや回線を接続することで、制御機器が実現可能。
- Arduino事態は「規格」のようなもので、実際の製品は各メーカーからいろいろでてます。
「Arduinoおさわり会」は、香川県多度津町で行われました。こちらでは、Arduino UNOなるものを触ってきました。正直おもしろいです。電子工作の学習としてもいい教材ではないかと思えます。
ArduinoとAndroid
私はArduinoもADK同様に、Android OSを入れて制御機器が作成できるものだとばかり思っていました。しかし結果からいうと、Arduinoは組込みの分野からして、Androidと連携した機器を作るのに安価でうってつけ、という位置づけのようです。
Android OSを載せる
では、私の当初の欲求だったAndroidOSを組込むというものについて。Beagle Board/PandaBoardなるものがあるそうです。こちらにAndroid OSを焼き込めることができるとか。
・・・私が専用機器を開発できるようになるのに、まだまだ先は長そうです。本業と少しかけ離れますが、また機会があればレポートしたいと思います。