先日、『香川県産業技術センター』へお邪魔してきました。その際に展示物の中で気になったものがあったので紹介します。東日本大震災311が起こるより5年程前に、香川県では『津波・巨大地震』が起こったことを想定し『無給電災害対策装置』を試作していました。
装置概要
災害時、電力供給がない状態でも災害状況や避難場所の提示が可能な無給電災害対策装置です。本装置には無線装置が内臓されており、緊急地震速報などの災害情報を瞬時に提供します。
【共同研究】 (株)大和商会、四国プラスティックス、(株)カナック
供給電力
試作開発した時からソーラーパネル発電を提案していたようです。また、このソーラーパネルは時間とともに太陽の方向へ的確にパネルを稼動して傾け、より多くの電力を充電できるよう設計されています。
ソーラーパネルにおいては、香川県三豊市が全国でも先駆けて力を入れていたと聞いています。
パネル表示
パネル表示は、磁石についた蛍光塗料を利用して表示しており、夜はバックからLED点灯するような設計となっています。昼間は電力をなるだけ使用しないようにした設計のようです。