何かできないかと、RaspberryPi3を購入しました。
過去の記事にもRaspbian上にTensorflowをインストールした記事があるようですが、私もやってみました。
RaspberryPiにRaspbianOSをインストール
まずはここから。OSインストールにはmicroSD 32GBを購入してOSをISOファイルから焼き付けます。
NOOBSというRaspbianのパッケージが公式にもリリースされているのでこちらの方が追々楽かと思い、NOOBSを選択してOSインストールしました。
参考サイト
https://liginc.co.jp/261317
http://techblog.clara.jp/2016/04/raspberry-pi-3-model-b_install_and_ssh_connect/
RaspbianOSをインストール後に行う事
1.SSHとVNCを有効化
画面左上のメニュー『Raspberryの設定』からSSHとVNCの有効化が出来ます。
SSHのログインは、デフォルトでは、ユーザ名:pi / パスワード:raspberry のユーザがいるので、IP(or ホスト名)とこれら情報で接続できます。
VNCも同様にVNC ViewerをクライアントPCから接続したらよいですね。
2.SSHはAvahi-daemonの設定で
小型PCなので持ち運びに便利ですが、SSHなどの接続時はDHCPによるIP割振りでは毎回IPが変わり苦労するのでドメイン名で何とかしたく、Avahi-daemonをインストールしました。以下コマンドでインストールできます。
sudo apt-get install avahi-daemon
その後、 /etc/avahi/service 配下に、こちらを参考にavahi-daemon 用のSSHの設定ファイルを作成します。
<pre><?xml version="1.0" standalone='no'?><!--*-nxml-*--> <!DOCTYPE service-group SYSTEM "avahi-service.dtd"> <service-group> <name replace-wildcards="yes">%h</name> <service> <type>_ssh._tcp</type> <port>22</port> </service> </service-group></pre>
3.VNCのAvahi-daemonサービスによる接続は断念
こちらを参考にすると、Avahiの設定上、VNCはrfdというTypeでservice記載したらよいそうです。
ただ、こちらの場合は、tightvncを使っておりデフォルトのRealVNCではない為と言う事と、ポート番号が5900でなく5901と言う事で少し違うようです。
4.Tensorflowをインストール
以下、Qiitaのサイトが参考になりました。
http://qiita.com/mix_dvd/items/6b38859148a988c3fe06
raspbian OS 用のライブラリを取得する際、記事そのままでは既に古いのでclone して取得など。それ以外の手順は参考記事そのままで進みます。
sudo git clone https://github.com/samjabrahams/tensorflow-on-raspberry-pi.git
5.画像認識させてみる
以下URLを参考にさせてもらいました。
人工知能ライブラリ”TensorFlow”をRaspberry Pi 3に入れていろいろなものを画像認識させてみた
作業が夜中になってしまったため、スマホからVNC接続で寝室から操作してみましたが、スマホからTerminalコマンド叩くのもめんどくさかったです。
Egyptian-cat エジプト猫(73%) もしくは tabby-cat トラ猫(2.6%) もしくは Siamese-cat シャムネコ(1.06%) といったところでしょうか。
一先ずここまでです。今後は、Tensorflow使って機械学習を進める為の勉強が必要そうです。
これで出展向けなどに使えそうなTnsorflowデバイスができました。