STクラウドサーバは、STNet という四国電力グループのIT企業が提供してくれているクラウドサーバサービスです。
ネットワーク構築や監視機能が標準装備されています。
初期費用は5000円/月と高めですが、試しに契約してみました。申込みは簡単でウェブサイトの「申込み」よりアドレス登録して開始します。営業窓口がついてくれるので安心感があり、クラウドサーバ構築初心者向けです。
契約後、ポータルサイトへのログイン情報がもらえるのでアクセスします。ログインするとホームに初心者向けガイドがあるのでこれを参考に構築していきます。
『プロジェクト』単位でネットワーク環境を構築していきます。その前に、作業依頼について説明した方が良さそうです。余計な作業は作業依頼をSTクラウドへ依頼できます。ポータル画面右上「作業依頼」から依頼できます、ネットワーク・サーバ構築設計後の具体的作業はここで依頼できそうです。
1.プロジェクトの新規作成
先にプロジェクトを新規作成します。
2.ユーザの追加
ネットワーク構築の作業者が1人ではない場合、作業者を追加することが出来ます。複数作業の並列化する際には『ユーザ一覧』から作業者を追加してしまえば良さそうです。
3.ネットワークの構築
今回はウェブサーバのみの構築なのでVLAN(仮想LAN)1つのみでもいいのですが、仮想ファイアーウォールも標準でつくのでVLANを2つにして、インターネットとイントラネットにしてみます。
最後に登録ボタンで登録しますが、登録時にダイアログボックスが表示されます。追加料金がある場合はここに+xxxx円と表示されるので注意が必要。
以上でネットワーク(FW)の構築が始まります。ネットワークの構築は5分程度で終わりました。次にサーバ構築を行います。
4.サーバ(CentOS7.3)を設置する
サーバはCentOS6、CentOS7、WindowsServer、OwnCloud(Webでファイル共有できるシステム)が用意されています。今回はLAMP環境が欲しいのでCentOS7.3を選択しました。
登録ボタン押下時に月額費用がポップアップ表示されます。今回はベストエフォートを選んだので5000円/月です。サーバ位置はB-2に設置しました。
サーバ設置中の画面に映ります。設置中はB-2が以下のような表示(構築中)となります。5分程度でできました。
次回以降で、サーバ構築作業に進みます。