ポスト印象派(19世紀後半)時代の美術展をしていたので新国際美術館へ行ってきました。ゴッホ、クロード・モネ、ポール・セザンヌ等々の作品がずらりとならんでました。
時代背景
・印象派は19世紀、近年の美術界の作品のようです。元々「彫刻・美術」は
(ダヴィンチとかのルネッサンス時代)「建築」からの派生だけどその数百年後の作品になるようです。
・「美術」という分野が確立され、ゴシック調な写実主義からどう変化してきたのかに興味がありました。
感想
前回行ったクリムトとシーレの作品(19世紀前期のウィーン象徴派)とどう違うかも時代背景と比較しつつチェック。中でも印象に残ったものを記載してみます。
クロード・モネ
「日傘を差す女」
このモデル女性(モネ夫人)への愛情を感じれる。鳥肌が経つほど感動した。
温かみが対象の人物画からのみでなく全体から感じ取れます。
周りの空気や空・草が温かく描かれ「この人がいるとこんなにも世の中が明るくなる」と言った
印象を受けました。
↑これは衝撃的に感動してしまい、思わず涙。
「睡蓮の池と日本の橋」
睡蓮の池は、印象派の描き方と思えないほどの綺麗さ。「写実的に描いたのか」とも思えますが、
きっとこれは「クロード・モネ」が受けた印象がかなり反映されているんじゃないかな。
クロード・モネの作品を見ると、彼は純粋に愛しいモノを描いて表現しやすい描き方「印象派」を選んだのだと納得できる。
ピカソ
「ピカソはすごい」と聞いてて、でも絵を見てもあまりなんとも思ってなかったんですが、今回1枚だけ展示されていました。
ピカソはすごいなぁ。彼の絵は伝える為の絵ではないですね。
ピカソは自分に分かる自分の為の絵を描いてると思う。絵というより字に近いんじゃないかな。でもその1字にある情報がとてつもなく多い。そんな印象を受けました。
- 参考サイト:
- オルセー美術館
- ポスト印象派について(Wiki)