香川短大コラボ『和三盆糖と丹波篠山大納言のぜんざい料理』


7月31日に香川短期大学の調理実習室をお借りして、『讃岐和三盆糖と丹波篠山大納言小豆のぜんざい』を調理し試食しました。

イベント情報はこちら。イベントのメインテーマは『コワーキング時代のスウィーツ創作と地域ブランド』です。

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食材と地域ブラントに関する講話

ゲストに杉本さんをお呼びして、以下についてプレゼンをしていただきました。

  • 丹波篠山大納言小豆の特徴、小豆との違い、北海道十勝産との違い、収穫比率
  • 和三盆糖の特徴、歴史、普通の砂糖との違い
  • 地域別水の硬度とそれによる調理法の違い
  • 地域の開発(開拓)と地域特性ある産物について、継続的な効果収益について比較

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調理実習と味の比較

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会場は、香川大学本校隣にある、生活文化学科食物栄養実習室の1室をかりました。調理場がずらりとならび、その奥に講義できるスペースがあります。30~70人程度の大人数向け調理実習室でした。(次田先生・中俣先生、会場お貸し頂きありがとうございました。)

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食材はタイトルの通り、丹波篠山大納言小豆と讃岐和三盆糖です。讃岐和三盆糖は、三豊市豊中町の『菓子工房ナリキ』さんから、このイベントの為に良心価格でいただきました(通常は一般販売していないそうです)。上白糖と比べてみると分かるのですが、100%の和三盆糖は茶色く色がかっています。舌触りも違い、ふわりと、また香りもほのかに優しく甘い感じでした。

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大納言小豆(左鍋)と一緒に、十勝産の小豆(右鍋)を比較用に煮ました。十勝産の小豆(右鍋)は、灰汁がよく出ており、大納言小豆(左鍋)はほとんど灰汁が出ていませんでした。また匂いも香ばしさが違いました。大体以下の分量で調理しました。

  • 丹波篠山大納言小豆(700g)+讃岐和三盆糖(700g程度)
  • 十勝小豆(250g)+上白糖(700g程度)

杉本さん 調理風景2 調理風景

ぜんざいと一緒に、白玉粉を買っていたので、参加女性の方が白玉団子を作ってくれ、ぜんざいに入れて食べました。

参加者12名でしたが、12名とも味の違いははっきり分かったようです。ほぼ同量の砂糖の量でも甘さと香りにはっきりとした違いがあり、食材によってここまで変わるのかと皆感嘆していました。

杉本さん曰く・・・『今日の食材のぜんざいを作ったら銀座で一杯5000円で売れる!』だそうです。そんな高級菓子を香川県民(11名)+大阪府民(1名)でいただきました。イベント終了後、施設をお貸しくださった食物栄養科の先生へもぜんざいを差し上げました。

次回の話も早々に出ているので、年内・年越し後すぐ頃を計画してまた行いたいと思います。

本日のイベント内での成果は、、、

  1. 丹波篠山大納言小豆の認知
  2. 讃岐和三盆糖の魅力、再認識
  3. 異業種の交流
  4. 地域交流
  5. 地域(食材)文化の見直し
  6. 地域特化食材のブランド価値
  7. 資本主義と市場の関

そのうちAndroidへも直結するような成果が出てくるのかもしれません。


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