瀬戸内国際芸術祭2010

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瀬戸内海に浮かぶ7つの島で2010年7月19日(海の日)より約100日間、瀬戸内国際芸術祭が行われます。
瀬戸内海の美しい景観や自然、歴史を生かしたアートを通じ、さまざまな人と交流しあうことで瀬戸内海再生の機会を生み出したいという想いがあるようです。
このプロジェクトは2010年を第一回として今後3年ごとの開催を目指しているとのこと。

開催概要

名称      瀬戸内国際芸術祭「アートと海を巡る百日間の冒険」
URL      http://setouchi-artfest.jp/
開催期間   2010年7月19日(海の日)ー10月31日(日)
会場      直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港周辺
主催     瀬戸内国際芸術祭実行委員会

直島はベネッセコーポレーションが行っている“ベネッセアートサイト直島”によって90年代よりその名前を耳にすることが多くなったと思います。特に建築物に関しては安藤忠雄氏が設計したものが多く、国外からも注目されています。
またベネッセが参入する前から建設されていた、石井和紘氏が設計した町役場、幼・小・中学校、総合福祉センターなどのモダンな建物も見逃すことができません。
企業コレクションである美術品の他に、この島でしか見られないインスタレーション作品も多いのが最大の魅力と思います。
あと島民を巻き込んでの作品作り、プロジェクト作りといった形は珍しいタイプのメセナ活動だと思います。
メセナ アワード 2006ではベネッセーコーポレーションと直島福武美術館財団がメセナ大賞に選ばれています。

昨年度には同じく瀬戸内海に浮かぶ犬島にて“犬島アートプロジェクト”が開始されました。
第一期として「精錬所」が公開され、最近では直島と犬島をはしごしてアートを楽しむ人が多いみたいです。
これから犬島全体にプロジェクトが展開されるということで、第2期からどのように展開していくのか楽しみにしています。

そして2010年にこの瀬戸内国際芸術祭が開催されます。
直島、犬島の今までの功績を考えると国内国外共にこの芸術祭を期待する人はたくさいらっしゃるのではいでしょうか。
かくいう私もその中の一人なわけですが、その開催される島の中に豊島があるのを見て少し驚きました。

豊島には悲しい歴史があります。
豊島には悪質な事業者によって1975年から16年間、産業廃棄物が違法に大量投棄されていました。
90年代に入りテレビ局がスクープしたことによって問題が明るみになり、やっとこさ県が動いて廃棄物の問題と向き合う形になったのですが、当時そのニュースを小学生の頃に見ていましたが子どもながらにほんとにひどいと思っていました。
地中が燃えていましたからね…。消えるのに何年もかかると言ってたような気がします。
ダイオキシンという言葉が流行ったのも確かこの問題からだと思います。

そんな豊島が瀬戸内国際芸術祭の舞台になると聞き、驚きと共に嬉しく思いました。
このコンセプトに自然、歴史というものが入っていますから、新しく再生した豊島をアートを通じてどのように見られるのか、またその不の歴史をどう表現していくのか。そしてこの機会になにかが変わっていくのか。

とりあえずこの芸術祭が始まったらまず私は豊島に行きたいと思っています。

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